アメリカで使われている日焼け止めサプリ。その成分の危険性
アメリカの日焼け止めサプリの成分は危険?
日本製品の日焼け止めサプリはよく使用されていますが、日焼け止めサプリを使用し始めたのはアメリカの方が先です。
もちろん日本の日焼け止めサプリとも成分が違って、アメリカの日焼け止めサプリの方が紫外線対策が出来る、成分が強いと言われています。
しかし、アメリカ産の日焼け止めサプリは成分が強い反面、日焼止めサプリの成分に副作用があるなどの疑問を持たれています。
なので今回はアメリカ産の日焼け止めサプリの成分には効果があるのか?そして危険はないのか?解説していきたいと思います。
アメリカ産の日焼け止めサプリの有効成分は危険?
日本人には日焼け止めサプリの成分が効果が強いからと言って、じゃあアメリカ産の日焼け止めサプリの成分は危険なのかと言うと、決してそうではありません。
ここからは、アメリカ産の日焼け止めサプリの主な主成分である、フェーンブロック(PLエキス)について細かく見ていきましょう。
フェーンブロック(PLエキス)とは
フェーンブロックはホンジュラス原産のシダ植物の1種から抽出した成分です。
古代マヤ人はこれを血液クレンジング剤として使用していたと言われています。
紫外線防御のみならず、抗炎症作用、記憶力の改善、痴呆やアルツハイマーの治療、自己免疫疾患の治療やぜんそくや心臓病の治療に対する成分としても知られています。
実は健康になれる成分としても有名で、ハーバード・メディカル・スクールにおける15年もの研究によって発明され、その後10年で数々の雑誌に論文が掲載されています。
フェーンブロック(PLエキス)の成分効果
紫外線が与えるダメージに対して多方面から働きかけることが、多くの研究によって明らかになっています。フェーンブロックの紫外線防御作用には、複数のメカニズムが有ります。
抗酸化作用、免疫防御作用、DNA保護作用、皮膚構造の4つが代表的なものです。
強い抗酸化作用で紫外線による免疫機能の弱体化も緩和します。
紫外線を浴びると細胞のDNAは損傷を受けることが有ります。
しかしこのフェーンブロック(PLエキス)を摂取することによってはそのDNA損傷をも抑制してくれます。
さらに、フェーンブロックは光老化の主要因の1つである繊維芽細胞の損傷も防ぎます。
繊維芽細胞の損傷は、皮膚の弾力低下、シワやたるみをもたらします。
これらを抑制することで若々しいお肌を保つことが出来ます。
ただしフェーンブロック(PLエキス)にはシダ植物が使われています。
シダ植物はもともとアレルギー性の高い植物であることから、人によっては花粉症や喘息(ぜんそく)のようなアレルギー症状を引き起こす可能性があります。
特にアレルギー体質だという方はその発症率が高くなる可能性がありますので日焼け止めサプリを選ぶ際には注意しましょう
↳アレルギーに気を付けて。アレルギーでも飲める日焼け止めサプリ3選
アメリカ産と日本産の日焼け止めサプリの成分の違い
国産の日焼け止めサプリにもフェーンブロック(PLエキス)と同じ成分を配合したものはありますが、一番多いのは「ニュートロックスサン」と言われる、シトラス果実とローズマリー葉エキスを使用した主成分です。
フェーンブロックの紫外線防御作用は服用後30分程で現れ、4~6時間程度持続すると言われています。
長時間、直射日光を浴びるような場合は飲み直しが必要です。
効果が現れるまでの時間が短く、またその持続時間もある程度はっきり決まっている点がニュートロックスサンとは異なりますね。
日本とアメリカではそもそも紫外線対策が違う
日本では最近になって注目され始めた日焼け止めサプリですが、アメリカでは一般的です。
日本とアメリカでは、紫外線対策の考え方に違いがあります。
アメリカでは子供の時こそ紫外線対策が必要と考えられてるため
アメリカでは子供でも使える日焼け止めグッズがとても充実しています。
日本で紫外線対策をしているのは、10代前半以上の女性が中心ですが、
アメリカでは小さい子供でも念入りに紫外線対策をしているのです。
それは、アメリカでは「紫外線対策は子供の時こそ必要」と考えられているから。
子供でも使える日焼け止めグッズが豊富にそろっていて、子供の肌を紫外線から守ることを徹底して行っているのです。
また、成人した後の紫外線対策も違います。
日本では唾が広い帽子や腕カバー、サングラスなどで紫外線を防いで、日焼け
止めをたっぷり塗るのが一般的。
しかし、アメリカでは塗る日焼け止め、日焼け止めサプリは使いますが、帽子はほとんどかぶらず、ラッシュガードなども使わない女性が多いです。
日焼け止めサプリと塗る日焼け止めを併用することで強い日差しを防いでいます。
日傘をさしている女性も少ないので、成人後の紫外線対策は日本の方が徹底
しています。
このように、国によって紫外線対策の考えに違いがあるので、飲む日焼け止め
の種類や豊富さにも違いがあるのです。
飲む日焼け止めの製造国にこだわるなら、日本の気候に合わせて作られた
国内産のものが良いと考えます。
また日焼け止めサプリは、国内産だと種類も豊富で口コミも多いので、比較しやすい
です。
日焼け止めサプリを使うと、他の肌ケアが必要なくなると考えている人は少なく
ありませんが、塗る日焼け止めなどは継続して使ってください。
基本的な肌ケア、紫外線対策をしたうえで日焼け止めサプリを使用しましょう。
また、日焼けした場合、アフターケアをすることも大切ですが、日焼け止めサプリは、日焼けのアフターケアにもなりますよ。