知らないと大損する「空き家等対策の推進に関する特別措置法」とは

「空家等対策特別措置法」

空き家を持っていると損をするかもしれない。「空家等対策特別措置法」をご存知ですか?

空家等対策特別措置法とは、全国での空き家放置(廃屋になっていたり、ホームレスが住み着いている等)が問題視され、「空き家等対策の推進に関する特別措置法」として平成2611月に成立した法律の通称になります。

空家等対策特別措置法とは

空家等対策特別措置法では
以下のことが定められています。

1.空き家の実態調査
2.空き家の所有者への適切な管理の指導
3.空き家跡地についての活用促進
4.適切に管理されていない空き家を「特定空家」に指定することができる
5.特定空家に対して、助言・指導・勧告・命令ができる
6.特定空家に対して罰金や行政代執行を行うことができる

引用:NPO法人 空家・空地管理センター

「空き家等対策の推進に関する特別措置法」のよくわかる解説

簡単にまとめて説明すると

・今までは空き家に入るのは所有者の許可が必要だったのですが、所有者の管理が行き届いていない空き家に関しては、自治体が許可なく調査が可能になります。

・所有者の確認のために住民票や戸籍。固定資産税台帳の個人情報を利用して簡単に空き家の所有者を特定します。

・管理が行き届いていない空き家に関しては「特定空家」と指定されてしまいます。
※「特定空家等」とは
空き家を放置することで周囲や近隣に危険が及ぶ家や衛生上の問題を周囲に与える家
他にも景観を損ねる家や生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態の家のことを指します。

「特定空家」に指定されてしまうと市町村の自治体から助言、指導、勧告、命令が出されます。

助言

助言とは

助言は「除草したほうがいいかもしれません」等の簡単なアドバイスになります。

法的な効力はないので、対応するかどうかは所有者にゆだねられますが、助言に従わない場合指導がはいる場合があります。

指導

指導とは

所有者が助言に対応しない場合や、空き家に関して早めの改善が必要な場合に出されます。

指導は助言よりも行政指導として重く、所有者に空き家の適正管理を強く促すものです。

勧告

勧告とは

空き家の管理について指導があっても状況が改善されない場合に市町村が所有者に状況改善の勧告を出します。

勧告が出るケースは、近隣住民に大きな被害をもたらす可能性があるものも多いため素早い対応をしましょう。
※「特定空家」として指定された後に改善の勧告を受けた場合

固定資産税の優遇措置が適用されません。(今までの土地の税金6倍を支払うことになる)

命令

命令とは勧告されても所有者が対応しない場合、市町村から空き家の所有者に対して改善命令が出されます。

命令は助言、指導、勧告などの行政指導とは違い、行政処分になります。
つまり命令は法的な効果があります。

なので、この命令に背いた場合50万円以下の罰金が科せられてしまいます。
さらに、命令を受けた空き家の所有者が改善しない場合、行政代執行が適用されます。
※行政代執行とは
行政が空き家の所有者に代わり対処すること。
もちろんその費用を所有者に請求することができます。
(例として、空き家を解体し、その費用を所有者に請求することも可能です。)

命令を受けた場合、それが行政からの一番厳しい通告だと思ってください。

もし、空き家の管理状況の改善命令が出た場合はすぐに市町村の職員に連絡をし、空き家を適切に改善するような対応を取りましょう。

危険な空き家の所持と認定されないためには

空き家を放置しておくと、近隣住民の危険、または金銭面でも大金を失うきっかけになりかねません。

なので、空き家を持っている人は、今後空き家をどうするか考えておく必要があります。

多くの人は空き家を手放す、という選択肢を取る人が多いのですが、実際に選ばれている選択肢で多いものが

1.解体

一つは解体です。

もったいないと思われがちの選択肢ですが、望まない遺産相続によって相続してしまった家がそのままということは少なくありません。

もちろんそのまま放置しておけば「特定空家等」に指定されてしまうかもしれませんし、住みもしないのにずっと固定資産税がかかり続けます。

であれば「古くなってしまってどうせ売れもしないだろうし、解体してしまった方が…」
という方も少なくありません。

実際に空き家を解体する際に、市町村で助成金を出してくれるところもあるので持っていても仕方がないから空き家を解体してしまう。という選択肢はそれほど敷居の高いものではなくなってきているのかもしれません。

自分の市町村は空き家に関して補助金が出るのか確認してみましょう。
自分の市町村を調べてみる

2.売却

所持している空き家が「特定空家等」に指定されてしまうと、固定資産税が高くなり、維持費も決して安くない事を知っている人は、この「売却」という選択肢をとる方も多いです。

売却にあたり、実際に不動産を訪ねて交渉し、売る人もいますが今空き家を売る人はそのほとんどが一括査定のできるサイトで空き家の価値を確認してから売ることを選んでいます。

空き家の価値を確認しておくことで今後、空き家をどうするかの選択肢を広げることにつながるので、便利なツールとして使いましょう。

査定サイトは

不動産一括査定サイト「イエイ」で空き家の価値を確認しておきましょう。

イエイ

簡単手間なしの査定サイト【イエイ】不動産一括査定サイト

3.空き家バンク

空き家バンクとは空き家を売りたい、もしくは賃貸物件として貸し出したい人が空き家バンクに登録しておくことで各市町村の自治体が無料で、空き家を使いたい人に情報を提供するというものです。

空き家バンクの仕組み 
※空き家バンクについて詳しく
空き家バンクとは

各市町村ごとに空き家バンクとは違った名前で空き家の登録制度がありますので確認してみてください。

自分の市町村は空き家に関して補助金が出るのか確認してみましょう。
自分の市町村を調べてみる

まとめ

どうでしたか?
今では空き家の活用の仕方を考えて各々で解決しています。

しかし、実際に空き家に関して危険性があるかどうかなんて「助言」や「指導」が来てからじゃないとわかりません。
しかもその基準は各市町村ごとによって違います。

そのため空き家を持ってしまったらその活用の仕方または処分の仕方まで考えておかないと、いつの間にか大変なことになってしまうかもしれませんね。

しっかりと空き家の価値を確認して、今後どうするかの予定だけでも立てておくと、もしもの時に対処ができますよ。

不動産一括査定サイト「イエイ」で空き家の価値を確認しておきましょう。

イエイ2

 

簡単手間なしの査定サイト【イエイ】不動産一括査定サイト

 

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